2007-12-22
あひ見ぬも
憂きもわが身の からころも
思ひ知らずも 解くる紐かな
因幡(いなば)生没年未詳
『古今和歌集』恋歌五より
あの人に逢わないのも
こんなに私が悲しい思いをしているのも
すべてわが身のしからしめるところ
そんな私の思いも知らず
あの人に思はれている印であるという衣の下紐(ひも)が解けることよ
思われているかそうでないかなどということは
そうわかるものではない。すべては思い込みと妄想からなるものではないか。
もはや失望も落胆もするまい。
思われるということと信じられているということは同じようでも少し違う。
逢えない時間が心を寄せ合う手立てになることもある・
何時かの触れられた感触以外を寄せ付けたくない思いに駆られ
心がギザギザするのがとまらないときもある。
どうして・逢えないのかと悲しいときもある。
“助けて”と何度心のなかで叫んだところで
相手には届くまいと静かに諦めに似た気持ちでいると
いつもより長い便りに
長い長い霧が晴れてゆく。
人生とは・・
めぐり合わせとは・・
不思議な・素敵なものだとつくづく思う。
好きな男の人柄と
恋の行く末を見続けられる今が宝物となっている。
つれづれなるままに・・・
2005-08-04
思ひつつぬればや人の見えつらむ
夢と知りせば覚めざらましを
古今集 巻一二恋歌二の巻 小野小町
小野小町の歌でとりわけコレが好きです。。
愛しいあの人を心思いながら眠りについたので、あの人が夢に現れたのだろうか・・
夢とわかっていたら、ずっと覚めずにいたかったのに・・・。
“ぬればや”は“寝ればや”と書きます。
当時、誰かの夢をみるということは、その誰かの方が自分のことを思っているためだ・・
とされていました。(一般的には・・)
現代では反対、、好きな相手を考えて・・・意識せずとも思ってるので夢の中にまで登場する。。
夢にだけでも登場して私を抱きしめて・・・! って感じ??
なんでもないことなのに、、なんだか照れる。。
小野小町は。。私があの人のことを思う強い恋心が彼を夢にまで引き寄せた・・・
と解釈している本を読んだことがあります。。
夢と知っていても、現実に引き戻されるより夢のほうがいい。。
夢は夢・・・儚いものだけど 夢に頼る方が楽ってこともある。。
現実はもしかしたら夢より儚いものかもしれない・・・。
そんなことを考えるって哀しいですね。。
でも現代でもアリかな。。。。
片思いの切ない恋心を抱いていた頃の夢とは違う・・・
こうあってほしいと願う夢・・・
少し違うけれど、、
私は彼とであった頃・・・まだまだ恋心の欠片もない時期に
彼に抱かれる夢をみてゾッっっとしたことがある。。。。
嫌いだったわけではないけれど、好きでもない人と交わる夢をみてしまう私っっていったい!!??
正直戸惑いを隠せなかったな・・・・。。
それから2年後くらいでしょうか・・・・恋心を抱くようになったのは。
今は夢に? ・・・ 滅多にでてきはしないけど、、、
彼が夢にでてきても・・・
いつも横向きか後ろ向きで・・・・
「忙しい・忙しい」って仕事している姿ばかり・・・ 笑。
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